Claude Code でモデルバージョンを固定する方法まとめ【Opus4.6で固定したい】
Claude Code で「常に特定バージョンの Opus を使いたい」といったバージョン固定をしたいケースは多い。指定方法が複数あって優先順位もあるので、エンジニア向けに端的にまとめておく。
例として
claude-opus-4-6を使うが、claude-opus-4-8など任意のバージョンに読み替え可。
大前提:エイリアスは固定にならない
最初に押さえるべきポイント。
opusのようなエイリアスは「移動する参照」。プロバイダーごとの推奨バージョンを指し、新モデルが出ると自動で乗り換わる。つまりopus指定ではバージョン固定にならない。- バージョンを固定するには、フルモデル名(
claude-opus-4-6)か、ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODELなどの環境変数を使う。
参考:API 直結なら opus は Opus 4.8、sonnet は Sonnet 4.6 に解決される(Bedrock/Vertex/Foundry では別バージョン)。
指定方法一覧(優先順位の高い順)
ランタイムの上書きが静的設定より優先される、厳密な優先順位で動く。
| # | 方法 | 書き方 | 適用範囲 |
|---|---|---|---|
| 1 | セッション中の /model | /model claude-opus-4-6 | v2.1.153+ はユーザー設定に保存され、新規セッションのデフォルトにもなる |
| 2 | 起動フラグ | claude --model claude-opus-4-6 | そのセッションのみ |
| 3 | 環境変数 ANTHROPIC_MODEL | export ANTHROPIC_MODEL=claude-opus-4-6 | シェル/セッション単位 |
| 4 | 設定ファイルの model | ~/.claude/settings.json(or プロジェクトの .claude/settings.json) | 恒久(優先度は最も低い) |
設定ファイル例:
{
"model": "claude-opus-4-6"
}
エイリアスの解決先を差し替える
opus エイリアス自体を特定バージョンに固定したい場合:
export ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL=claude-opus-4-6
export CLAUDE_CODE_SUBAGENT_MODEL=claude-opus-4-6
SONNET / HAIKU / FABLE 版の環境変数も同様にある。
注意:model だけでは「強制」にならない
見落としやすいポイント。model 設定は初期選択であって強制ではない。ユーザーは /model から Default を選べてしまい、Default はプランの標準モデルに解決される。
完全に固定(逃げ道も塞ぐ)したいなら、3つを組み合わせる。
{
"model": "claude-opus-4-6",
"availableModels": ["claude-opus-4-6"],
"env": {
"ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL": "claude-opus-4-6"
}
}
役割分担:
availableModels… 切り替え可能なモデルを制限model… 開始時の初期選択ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL… Default オプションとopusエイリアスの解決先
env ブロックがないと、Default を選んだユーザーが最新版を引いてしまい、バージョン固定を回避できてしまう点に注意。
availableModelsを複数階層で設定すると配列はマージ・重複除去される。厳格な許可リストにするなら、最優先で適用される managed/policy 設定に書く。
第三者プロバイダー(Bedrock / Vertex / Foundry)の場合
プロバイダーごとにモデル ID が異なるため、ロールアウト前にバージョン固定推奨。
# Bedrock の例
export ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL='us.anthropic.claude-opus-4-8'
同一ファミリー内の複数バージョンを別々のプロバイダー ID にマッピングしたい場合は modelOverrides 設定を使う。
まとめ
- 個人で恒久固定したいだけ → 方法4(
~/.claude/settings.jsonのmodelにフルモデル名)が最も簡潔。 - Default への逃げ道も塞いで完全強制 →
model+availableModels+envの3点セット。 - 共通の鉄則:エイリアス(
opus)ではなくフルモデル名(claude-opus-4-6)を使う。
情報は執筆時点のもの。バージョン番号や仕様は変わるため、最新は公式ドキュメントを参照。
この記事は、2026年10月に はてなブログ から移設しました。
この記事をシェア